ボーカリストの体調管理

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体調が悪いのにライブがあるときは、どのような方法で乗り越えますか?

私はスギの花粉症なので3月、4月にライブがあるときはとても神経質なります。

そしてお腹が弱いので緊張するをすぐにお腹が緩くなってしまいます。

そんな私が良いパフォーマンスをするために心がけていることや対策をご紹介します。

喉のケアについて

とにかく喉のケアを徹底します。乾燥は大敵です!

定期的に水分補給を行い、のど飴やスプレーを使用して喉の潤いを保ちます。

濡れマスクを使用するのも良いと思います。

ただし、メイクが崩れてしまうため本番前は避けましょう。

また乾燥を避けるために、ライブが近づいてきたら部屋の湿度には十分に気を付けましょう。

そして花粉や黄砂が多い日は、ライブ会場の控室やリハーサルスペースをできるだけ花粉の影響を受けないようにします。

空気清浄機を使用したり、窓を閉めておくと良いでしょう。

食事管理

体に負担をかけない食事を心がけます。

唐辛子などの刺激物はほどほどにしましょう。

腸の調子を整えるために、発酵食品の納豆、ヨーグルト、甘酒を毎日摂るようにしています。

特に効果があったのは、朝食をパンからご飯に変えたことです。

緊張してお腹が痛くなっても、酷い下痢になることは無くなりました。

人それぞれ個人差があると思いますが、いつもお腹の調子が悪い方はグルテンフリーを試してみるのも良いと思います。

それと私はライブ前日はアルコールは控えています。

アルコールを摂りすぎてお腹の調子を崩す心配があるからです。

また、お酒を飲んでライブをするのはとても気持ちが良いですが、やはり後から映像を見返すとピッチがズレていたり、他のスタッフに悪い印象を与えるため基本的にはやめた方が良いと思います。

炭酸飲料もゲップが出やすいため、喉やお腹に優しい温かい飲み物を摂るようにしています。

水筒に喉に良いハーブティや果林、レモン、ハチミツのドリンクを入れていくのも良いでしょう。

ただし、お店でライブをやる際に水筒を出すのはNGです。

お店のメニューから注文しましょう。

温かい飲み物がない時は、氷を抜いてもらうのも良いと思います。

休息とストレス管理

何と言っても十分な睡眠をとることが一番重要です。

体が休まっていないと免疫力が低下し、花粉症の症状が悪化しますし、お腹の調子も悪くなります。

早めにお風呂に入り、良い睡眠を心がけましょう。

ストレスのコントロールはとても難しいですよね。

ストレスで自律神経を崩すと良い睡眠が取れないので、結果体調を崩してしまいます。

リラクゼーションやメディテーションを取り入れて、心身のバランスを整えます。

私の場合、ライブの練習で心配なところがあると一日中頭からその曲が離れません。

そんな時は、思いっきり汗をかくスポーツをしたり、自然が多い環境に身を置き頭を空っぽにします。

美しい自然の景色や水の音、野鳥の声は私をいつも癒してくれます。

どうしてもダメな日の対象法

いつも気を付けているのに風邪をひいてしまったり、お腹を壊してしまうこともあります。

そういう事態もあると想定して、ライブ当日は常備薬を持って行きます。

私は、下痢止めストッパ、正露丸、ロキソニン、百草丸、花粉症の薬

この辺りは、いつもポーチに入れて行きます。

本当は薬に頼りたくないのですが、飲むことによって不安が解消されるなら一回ぐらい飲んでも良いと思っています。

声が出ない酷い状態の時は、いつものキーより一音下げるなども良いですが、お客様に残念な印象を与えるよりもライブをキャンセルし、次回良い状態でライブに来て頂くという選択も必要ですよね。

キャンセル、延期は勇気がいる選択ですが。。。

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